代表者のメッセージ

改ざん検知・個人認証を可能にするQRコード(DSQRコード)とNFCタグコード(TSECコード)を開発しました。TSECコードの原理は特許登録されています。
このDSQR/TSECコード技術は、ネットワークを介することなく、スマートフォンなどの端末機器において、コード自身の偽造・改ざんを即座に検出する機能と、コードユーザの本人確認をする機能も持ちます。スタンドアロンとして使用することでサイバー攻撃にも耐性があります。

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DSQR/TSECコード

DSQR/TSECコードは、通常のQRコード/NFCタグコードに楕円曲線を用いたデジタル署名を組み込んだものです。
開発したDSQR/TSECコードは、最速のスーパーコンピュータを使っても解読に500年はかかるという安全性を持っています。DSQR/TSECコードは市販のスマートフォンでも読めますが、認証を行うためには弊社の開発した専用アプリが必要になります。なおTSECコードを読み取るにはNFC機能付きのスマートフォンが必要です。

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DSQR/TSECによる個人認証

DSQR/TSECコードにはパスワードのような個人情報が直接的なデータとして含まれていません。DSQR/TSECコードより個人情報を抽出するためには楕円曲線上の離散対数問題を解く必要があります。DSQR/TSECコードは、解読するのにスーパーコンピュータを使っても500年以上の時間はかかるという安全強度を持っています。この意味でも、DSQR/TSECコード利用者の個人情報は安全に管理されていると言えます。
また、ICカードのように、ICカードと端末装置やホストコンピュータとの相互認証が不要になりますので、そのためのインフラ整備も不要になり、低いコストで、しかも安全な個人認証システムを手軽に構築することができます。

独自の画像認証技術

最近、ブロックチェーンを利用したNFTデジタルアートが流行の兆しを見せています。これはNFTという偽造や改ざんが不可能なトークンとデジタル画像を紐づけることでセキュリティを担保していますが、実はデジタル画像そのものの真正性は保証されていません。その背景には、除去不可能な署名をデジタル画像に取り込むことの困難さがあります。
弊社が独自に開発した画像認証技術(特許出願中)は、この課題を解決するもので、デジタル署名とリード・ソロモン符号を組合わせたデータをデジタル画像に埋め込むものです。この技術により、デジタル画像と署名情報(署名者、所有者、署名日時など)の真正性がデジタル署名を介して検証可能になります。

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開発内容

DSQRコード研究開発

  • DSQRコード研究
  • 多機能型DSQRコード開発

ECサイトにおけるセキュアなシステム開発

  • DSQRコードを利用したWebサイトの相互認証システム開発
  • コンサルティング

デジタル署名技術の研究開発

  • パスワード内包のデジタル署名の研究
  • 符号理論を用いた画像認証技術の開発